「水深5~10cmでもエンジン破損」JAFが大雨時の注意呼びかけ(2021年8月14日)

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「水深5~10cmでもエンジン破損」JAFが大雨時の注意呼びかけ(2021年8月14日)|BIGLOBEニュース

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冠水した道路を走る軽乗用車=佐賀市愛敬町で2021年8月14日午前7時3分、中山裕司撮影

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 気象庁は14日、九州北部で記録的な大雨が続いているため、福岡、佐賀、長崎の3県に大雨特別警報を発表した。

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 日本自動車連盟(JAF)佐賀支部(佐賀市)は13日、大雨・豪雨による水害発生時の注意点をまとめた。水深5〜10センチの路面でもエンジン破損の危険があるといい、ドライバーらに「不要不急の外出は控えてほしい」と呼びかけている。

 同支部によると、2020年7月豪雨では各地で道路が冠水。同月3〜9日、冠水路走行などに伴うロードサービスの救援要請は九州7県で計1097件(うち佐賀県は8件)にのぼった。

 JAFは注意喚起のため、ホームページで「冠水路走行テスト」と題した検証映像を公開。セダンタイプの車両が水深30、60センチの道(アンダーパスを想定し、長さ30メートル)を走行した結果を紹介している。水深60センチでは走り抜けることができなかった他、同30センチでも時速30キロ走行時は同10キロに比べ巻き上げる水量が増えることからエンジンに水が入りやすいことがわかった。

 同支部は「大雨・豪雨時は不要不急の外出や運転を控えるのが基本。やむを得ない事情で出かけ、運転中に大雨に遭遇した場合は、高架下など周囲よりも低い場所への進入は避けてほしい。万が一、浸水や水没で窓が開かなくなった場合などに備え、ハンマーの車内常備を」と呼びかけている。【鈴木美穂】

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